もがいて、もがいて、もがいても…
はじめまして。稲田 紗弓です。
私は、この1か月くらい、かなり真剣に自分のコンテンツをカタチにしようともがいています。
実はこのコンテンツは3年くらい前からずっとカタチにしようとしていたのですが、何をどうしたらカタチになるのかもわからず…何が出来るのかもわからず、何をしたいのかもわからず、Webサイトの作り方だってわからないし…とわからないことだらけで、まったく進められなかったんです。
なぜ、それを今になって本格的に始動させようとしているのか?と言いますと…、私は自分のコンテンツとして「料理」と決めていたのですが、それをどうやってITやWeb、そして動画と絡めていけば良いのかが、自分の中で腑に落ちるカタチを見つけられずにいたんです。
でも、ようやくその糸口が見えてきたんです…!!
sbccと料理って、遠すぎやしませんか?と思う方が多いと思うのですが、とりあえず私の話を聞いてください。
私にとって料理とは…
私が料理をし始めたのは19歳の頃、大学へ進学してからでした。ただ、小さい頃から母の手伝いで包丁を握らせてもらったりするのは大好きだったので、中学1年生の時にイカの捌き方、そして高校2年生の時にイワシとアジの捌き方を教えてもらいました。なので、1から自分で料理が出来ることに、とっても楽しみにしていたんです。でも…
大して料理もできないくせにホワイトソースからグラタンを作ろうと思って4時間もかかってしまったり…
おやつにドーナツを作ろうとして、揚げたら全く膨らまずに、「何で~?」と思ったらベーキングパウダーを入れるのをすっかり忘れてしまっていたり…
友達が家に遊びに来るからと、2回も自主練をしたのに、本番では塩を忘れてしまったり…
と、料理に関しては人知れず失敗を繰り返してきましたが、それにもめげずに気がつけば10年以上、料理はずっと私の趣味です。…そうなんです。趣味なんです。
けれど、「絶対にコンテンツにした方がいい」と4年以上も言い続けてくれている人がいて、その度に「こんなのコンテンツにするほどの価値ある~?」と思いつつも、ここまで続けられているし、コンテンツにしたら、もっと勉強できるかも~!と考えている自分もいました。
…けれど、「コンテンツにする」と言うことは、ただ料理を作っていれば良かった今までとは違うんですよね。
料理なので、写真か動画での撮影が必要になりますし、その写真や動画を皆さんに見てもらうためにWebサイトだって必要になります。写真や動画は何とかなるにしても、Web…とそこでまず立ち止まりました。それが3年前です。
3年かかったけれど
私、ITやWebについて興味なんてありませんでしたし、愛情なんて全く持っていませんでした。けれど、大学卒業後に「独立したいな」と思い、「独立のために、何が必要かな?」と考えた時に、真っ先に浮かんだ答えが「Webサイト」でした。
当時は、写真家として独立を考えていたので、作品を多くの人に見てもらうためのポートフォリオサイトが必要だと思ったのですが、いざ本屋へ行き、Webに必要そうなHTMLの本を読んでみても、ちんぷんかんぷんで…。
1分も読んでいられず、何度か挑戦してみたのですが、学ばなくては行けない事の多さと、必要なことだから…とも割り切って勉強し続けることが出来ずに、途中で挫折してしまいました。
その、挫折感を引きずっていたのですが、3年前に立ち止まってから、sbccですでにあるWebサイトの1ページを作る所から始め、cssをいじってみたり、お客様のWebサイトを作らせてもらったり…としているうちに、少しずつWebについての基礎の知識を身につけていきました。
こうなってくると、人のものばかりではなく、自分のものを作ってみたいと思いはじめたのが先月のことでした。
好きなこと×ITやWebで学びを深めていってほしい
そもそも、私がWebを学ぶことを諦めてしまったのは、はじめに読んだ本が初心者向けじゃなかったんじゃないか?という疑問を持っています。それほど、Web初心者だったんです。
でも、ちょっとずつWebサイトについて教えてもらいながら、時には自分でも調べたりしてなんとか初めてのお客様のWebサイトを制作し終えた時、わからないから出来ないわけじゃないんだなと思いました。
けれどWebの事をもっと学んでいくためには、自分でもWebサイトを運営していたほうが、お客様が困ることに気付けるようになるよな…と思ったんです。
でも、WebやITを教えられるほどには今からやってたんじゃ更に10年かかるよなぁ、と思った時に、料理コンテンツを作る、その作り方をコンテンツにすれば良いのか!と思い至りました。
コンテンツ制作に興味のない方には料理コンテンツとして楽しんでもらえて、コンテンツ制作に興味のある人にも楽しんでもらえるWebサイトだったら、料理×ITやWebで作れるんだ!と…。
もがいて、もがいて、もがいて、ようやくスタートラインに立つことが出来ました。